六椹八幡宮氏子青年会
注連縄製作
全国氏子青年会協議会綱領
木々をわたる風にもそこはかとなく初夏の気配を感じられる様になってきた五月中旬注連縄の材料になる稲の田植え作業をおこないました。早朝、宮司様より田を御祈祷していただきその後作業を開始しました。無事御祈祷が終わり早速注連縄会全員で田植えをさせていただきました。裸足になり、しっとりとした感触を足に感じながらひとつひとつ丁寧に苗を植付けました。面積は余り大きくないので作業は数十分で終わりました。
沿革
真っ青な空に入道雲が湧き上がる盛夏の7月、成長具合を確認しに田へ来てみました。実に勢いよく青々と伸びてます。
概要
8月に入り、注連縄に不要な稲穂を取り除く作業を始めました。二日毎に一本、一本手で摘み取りました。毎回抜いても新しく出てくる稲穂の成長にいつも感心しながら作業しました。
沿革
若草を蒸すような強い日差しの八月中旬、まだ青々とした藁を収穫しました。その藁を数日間天日干した後、陰干しをし、じっくり藁の水分を乾燥させていきます
概要
本日は、いよいよ注連縄の製作段階に入ります。まずは注連縄の中身部分(通称:アンコ)作製します。それに重ねて下を編んだ物を被せます。
小さな束を作り藁を少しずつ足していき長さと太さを左右均等に作っていきます。
束を1つと別の束を力を込めかつ繊細に息を合わせて組み合わせていきます。
二本組み上がると最後の一本を全員で声を掛け合い組み上げます。あまり力を入れて束をねじると藁がちぎれてしまいます。
最後の端の方まで手を抜かずしっかりと編んでいきます。
それが終わると通称"床屋"と呼ばれる仕上げの作業に入ります。余分な箇所やはみ出た部分を見た目良くきれいに刈り込みます。
同時に飾りとなる"シメノコ"としでも製作し、飾り付けをしていきます。
完成
我が神社の各所へ取付を行います

注連縄製作を通じて、伝統的な製作方法、技術等を総代様より御指導いただき、御奉仕しております。
我が六椹八幡宮の注連縄だけでなく地域の他の神社他氏子の家庭にある神棚へ飾る物などを製作しました。
この注連縄製作の技術を絶やすことなく後世に継承してゆくと共に、神の恵みであります稲を使い、
祖先の伝統的文化である注連縄製作で郷土への貢献となればと思っております。

六椹八幡宮 氏子青年会